〔 停電対策〕自動車用バッテリーを電源として使う方法
――計画停電時に予備電源を使い、電力を確保――
>>>まえおきと、意識したい電力消費 東日本大震災後、原子力発電所にたよらずに従来のガスもありますが、それらに代わる
太陽光、風力、メタンハイドレートなど別の自然エネルギーによって電力を生産するかたちにシフトすることを望む声が大きくなっていま
す。原子力から自然エネル
ギーへシフトするには相応の負担は避けられませんが、電力を効率よく利用すること、これまでの電気の使い方を根本的に変えていく転換
期が来ているのかもしれません。 台風や地震の影響で、一時的な停電が発生することがあり、そのときの照明や、情報源としてのスマホや短期的な家庭用電源供給があれ ば急場をしのげます。このサイトは、そのような理由から発信ソースとして立ち上げています。アフィリエイトつきでw 2018年9月で需要がある停電対策などの電源供給バッテリーとして人気があるのはsuaoki製「120000mAhポータブル電源 」。非常時でなくてもキャンプの ときにも重宝するアイテムです。家庭用電源でも車のシガーソケットでも充電でき、出力は小電力の一般コンセントや、ノートパソコン (300Wまで)、スマホ充電で使えて安心。
新
品価格 >>>120000mAhポータブル電源 (suaoki製 120000mAh/400Wh) 原子力発電が電力の生産に効率がよいと言われ、クリーンな発電と言われていましたが、二酸化炭素は出さなくても、いまや放射能汚 染というもっと深刻な問題になっています。そもそも電力を使いすぎる私達が原因です。一般的で身近な節電対策の方法がPDFでありま す。
【意識したい電力消費量】 >>>ワットメーター付き電源タップ 計画停電により、停電したりしなかったりと不安定な電源供給スケジュールの状態が東日本では続いていますが、情報源としてテレビ やPCがつながっていてほしいものです。夜の明かりとしては、LEDランタンがコストパフォーマンスが良いようです。LEDは従来の 電球と違い、発熱がほとんど無いため電力消費が少ないためです。ともかく、計画停電の状況や余震、電気・ガス・水道の復旧のこと、今 後の日本の動向などは、テレビやインターネットから情報を得ます。節電は必要ですが、情報を得ることも必要なため、テレビやPCのイ ンターネットはつながっていて欲しいです。 ※インターネットプロバイダの設備状況や、マンションにお住まいの場合はマンション 設置の通信機器設備電源状況(発電設備無しまたは無停電電源装置無しかをマンション管理側に確認必要)によっては、宅内に電源を 準備してもテレビやインターネットが使えないことがあります。 前置きはこれくらいにして、本題に入ります。 〜注意:下記の情報をもとに自動車用バッテリーを予備電源として利用される場 合、あくまで自己責任の範疇で行って頂きますようお願い致します。安全には充分注意しましょう。〜
まず、家庭用電源のコンセントにつないでその電力で動いているテレビですが、消費電力がとても多いため、ビデオカメラ等の付属 バッテリーやモバイルバッテリーではとても電力が足りません。32型テレビでおよそ100W〜150W、40型以上のサイズだと 150W〜200Wもの電力が必要になります。 40型テレビの消費電力 : 100V × 2A = 200W(VA) 一時間だと、およそ200Whになります(定格消費電力を考慮して)。私の家では37型のWoooが164Wと記載 されていました。ただし、常にこの値を消費し続けているわけではなく、「定格消費電力」として表示されているのは、「電力消費 の最大値」であり、平均値ではありません。実際に計測してみると、液晶モニタとHDD機器を合わせて約130Wでした。 ちなみに待機時の消費電量は5W以下、待機時冷却ファン稼動で14Wの消費でした。 デスクトップパソコンは、電源がおよそ300W〜500W容量のものが多いのですが、実際の使用量としては大雑把に見て 100W〜200W程度でしょうか。ただしモニターの電力も必要ですし、インターネットをするためにルータやプロバイダーからの CTU機器などの電力も必要です。そうすると、プラス100W〜150Wは必要と想定できます。ノートパソコンの場合、消費電力は定 格100W程度が多いです。実質消費電力は、数10W程度で、内蔵ファンやモニターサイズで変わってきます。無線ルータ、HUB等の 通信機器類は合わせて50W以下でしょうから、ノートPCと合計しても100W程度の消費電力と想定できます。(それぞれの定格(最 大)消費電力の合計はそれ以上になることに注意)これから気になる冷蔵庫も調べてみました。 パソコン類(PC本体、モニター、通信機器)の消費電力 : 200W〜350W(VA) ノートPC(画面15インチ程度)と通信機器類の消費電力 : 50W〜100W(VA) ☆冷蔵庫の平均消費電力(400L程度) : 45W(VA) >>>ワットメーター付き電源タップ
必要なアイテムとしては、下記の3つになります。 ・自動車用バッテリー(12V):容量は使用電力によって選ぶ(カオスバッテリー60B19L/Rで 32型テレビや、夏場の冷蔵 庫およそ3時間)。 ・カーバッテリー用インバーター:使用する機器の電力が大きければ、大きい出力のものを。機器の定格消費電力内におさめると消費 ピーク時でも安定。 ・カーバッテリーチャージャー(充電器):充電時間はバッテリー容量で変わります。 使い方・つなぎ方と言っても、単にワニ口クリップ黒を−極、赤を+極につなぐだけですが、上記3つのつなぎ方、使い方、それぞれ の役割を説明していきます。
まずは自動車用バッテリー。大容量のバッテリーといえば、カーバッテリーになります。例えば軽自動車のカーバッテ リー(例:40B19L/R)でも30Ahです。ので、カーバッテリーの電圧は12V(実際は満タンで14Vほどある) ですから、 12V × 30A = 360W(VA) →実電力量→ 14V × 30A = 420W(VA) 一時間出力電力量は360Wh(実質420Wh)。電力消費が100W程度のテレビなら3時間は使える電力量です。
・・・皆がコンセントから電気を使う時間帯に、自動車用バッテリーを電源として・・・ 使えます。このあとに紹介する500Wインバーターの出力量に適したバッテリーでいえば、Panasonicのカオスバッテ リー(60B19L/R)が軽自動車向けの売れ筋なのでコストパフォーマンス的にちょうどよい 電源容量になります。概算 ですが、35Ah〜40Ahなので、14V×36A=504W(概算)およ500W(VA)確保できます。普通乗用車としてフィッ ト(Fit)のカーバッテリーは容量が小さいものが搭載されていますが、フィットにもこの60B19Lが搭載可能なサイズ容量のもの です。軽自動車としては、タントやムーブ、テリオスキッド、パジェロミニ、e-Kワゴン、ライフやワゴンRも最大のバッテリー容量で は60B19L/Rが適合します。冷蔵庫は実は400L以上のものが一番電力消費が少ないため、60B19L/Rのバッテリー容量 (約500W)で、夏場の100Wh〜150Whの冷蔵庫の消費電力に足りるでしょう。 >>>パナソニックカオスバッテリー(60B19L:約 500W)
次に必要なのは、自動車用バッテリーのDC直流12VをAC交流100Vに変換するインバーターです。インバータ とは、直流を交流に変換する機器です。機器の性能は東日本50Hz/西日本60Hzの周波数対応やその波形の精度(正弦波・擬似正弦 波)、電力量(W)の最大値、変換効率(80%が目安)などが変わってきます。およそ55Hzで西・東どちらでも使用できるものが多 いです。おおよその電化製品は使用できます。協力なモーター(電動工具系)の機械は電力の消費も著しいため、インバーターにつないで 使用するのはお薦めできません。 充分な電力量がある手頃なインバーターは、2011年の震災以降、需要が高まり、2018年の災害が続く状況のなか、品切れに なっています。計画停電に備 えるために購入する方が多 いようです。メーカー側の生産状況次第のようです。LEDランタンもそうですが、災害に備え て持っておけば安心です。都会?暮らしの私には必要ないように思っていましたが、こういう事態もありうるということがわ かりました。 一部屋に500Wあると、とりあえずはなんとかなりそうです。32〜40型テレビにホームシアターでDVDやHD内蔵ブルーレイ機器 (およそ50W)で見ても足ります。ホームシアターは思ったほど電力消費は少ないです。100W〜150W程度が多いようです。1000W のものは、短時間に大きい電力を消費するトースターや電子レンジ等の用途に使うことになります。・・・とはいえ、まぁ品 薄ですし贅沢は言えません。 >>>カーバッテリー用インバーター (500W出力:40型テレビ程
度 (200W)のDVDやブルーレイレコーダー(50W)と一般のホームシアタースピーカー等(150W)合計もしくは、PC類) >>>カーバッテリー用インバーター1000W (1000W出力:テレビ機器類
およびPC 類) ↓以下は、バッテリーのその他の容量のものです。 >>>大容量自動車用バッテリー(カオスバッテ
リー:135D31L:1000W相当)
【接続方法・使い方】 使い方ですが、バッテリーやらインバーターという物々しいアイテムではありますが、上の銀色箱型インバーターの画像のように、い たってシンプルな機器です。使い方は小学校の理科実験と同じで、バッテリーを乾電池と見立てて同じ使い方を します。 手順としては単にインバーターのスイッチOFFの状態で、先にインバーター背面接続部にそれぞれ黒・赤コードをつないでお き、次につないだ黒コードの先の黒のワニ口クリップをカーバッテリーの黒の−極にはさみ、赤の+極に赤のクリップをはさむだけで す。気をつける点といえば、乾電池は感電するような事故にはなりにくいですが、カーバッテリーは+極と−極が接触しないように 気をつけることです。火花が散ります。 つないだら、あとは必要なときにインバーターのスイッチを入れて、そのコンセントにテレビ等のプラグを挿せば電源として使えま す。ただそれだけです。 あと、当然カーバッテリーの蓄電容量が無くなればテレビは切れて見れません。そのときはカーバッテリーに充電してあげる必要があ ります。 カーバッテリーへの充電の仕方は、下のようなバッテリー充電器で行います。停電していないときに家庭用コンセントから充電器経由 でカーバッテリーへ充電してあげます。手順としては、充電器のスイッチがOFFの状態で、充電器から出ている黒のワニ口クリッ プをカーバッテリーの−極にはさみ、+極に赤のクリップを挟んで、充電器のプラグを家庭用コンセントに挿し、充電器のスイッチを ONにして充電するだけです。充電したままでつなぎ放しにしても過充電にならないセーフティ機能がついているので、簡単 に安心して使えます。 計画停電時はとりあえず、インバーターとバッテリーをつないで、テレビやPC等の電源として使います。電気が復帰したら、消費し たバッテリーを充電器で充電しておく。これで電源は確保できます。 >>>カーバッテリー充電器 あらためて、必要なアイテムとしては、下記の3つになります。 ・自動車用バッテリー:容量は使用電力によって選ぶ(カオスバッテ リー55B19L/Rで32型テレビや、夏場の冷蔵庫およそ3時間)。 ・カーバッテリー用インバーター:使用する機器の電力が大きけれ ば、大きい出力のものを。機器の定格消費電力内におさめると消費ピーク時でも安定。 ・カーバッテリーチャージャー(充電器):充電時間はバッテリー容 量で変わる。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 上記の3点は自作電源になりますが、これひとつで安心のポータブル電源がありました。自作より安心です。最大
300W程度、純正弦波なのですべての電気機器に使用可能。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
自動車用バッテリーを電源とするのと原理は同じです。UPSには自動車用バッテリーと同じ鉛蓄電の機能があり、家庭用コンセント 交流100Vから電気を取っています。そしてUPS内に常に蓄電され、出力側の100V交流で放電している状態です。 常時インバータ給電方式 ラインインタラクティブ かたちとして、家庭用コンセントと、使用機器・電化製品との間に入って、停電時でも機器に電力を供給し続けるものがUPSです。 そのため、常に蓄電と放電を繰り返しているため、耐用年数が低くなってしまいます。ただ、昔は1〜2年で交換していたものですが、最 近は4〜5年は使えるように蓄電池の充電/放電時の化学変化を極力抑えた制御が施されているものが主流です。 >>>PC機器類用UPS:1200VAタイプ(コンセント8口・寿命3年 小
規模・一般家庭向け) >>>PC機器類用UPS:500VAタイプ (コンセント4口・寿命4〜5年
家庭用PCシャットダウン専用) <注意>
いろいろ紹介しましたが、やっぱり簡単で安全に確実にわかりやすいもので電源を確保したい、という場合、発電機がありますが、残 念ながら、発電機の場合、電力を生み出す元が燃料であり、それは灯油やガソリン、ガスボンベなのです。そのため、排気が生じてそれが 一酸化炭素であったり二酸化炭素であったりするため、屋内で使用することができません。屋外でも換気の悪いところでは 中毒をおこすことがあるため、取扱いは注意が必要です。 >>>HONDA:エネポ EU9iGB (屋外専用:ガスボンベ発電機)
東京電力の原子力発電所がいくつも使えなくなっている状況なので、根本的に電力が足りない状況は続くと思われます。ひとりひとり の節電が本当に大切です。私達はこれまであまり気にせず無尽蔵に電気を使い続けてきました。これからは、電気使用量を必要最小限にす る意識をなるべく持ちつづけて生活に定着させていければ、また日本も新たな復興の道が見えてくるのではないかと思っています。 宇宙から見た夜の地球(アジア地域)@NSN |
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