テリオスキッドのバックドアにスピーカーを取り付ける


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――リアスピーカーとして『KFC-RS16』を取り付け――

とにかく足代わりになる車でいいや・・・・・・

最初はそう思っていたのですが、乗り始めるといろいろやりたくなってしまい、まずはリアスピーカーを設置することにしました。

いろいろ検討しましたが、最終的にウーファーまで設置することを前提に、リアスピーカーに低音は望まず、確かな高音域が出るという評価がされているものを選ぶことにしました。

KENWOOD(ケンウッド)製『KFC-RS16 』です。2010年現在、人気だったため後継機種が発売されて『KFC-RS160 』が出てます。サイズ的には、新機種が奥行きが12mm大きくなっています。でもこれはインナーバッフル装着すると、本体と干渉することはないでしょう。瞬間最大ピークが150Wに!いいですね。最近の軽自動車は車内空間が広くなってきているので、ピークが大きいと安心です。あとは消費電力を気にして、バッ直にしたりバッテリー容量の大きいもの(パナソニックのカオスバッテリー55B19L がいいです)があればより良い音が確保できます。

旧機種はダイハツディーラー純正オプションとしてパンフに載っていました。MAX120Wというと、車内でしたら音割れしないで充分な音が期待できます。例えてPC用の汎用のものは10Wや15Wくらいです。テリオスキッドは軽自動車なので狭い閉じられた空間内では充分な出力です。

高音域は中央から出て、音の出る向きを変えられるようです。バックドアに設置しますから、上向きに出すようにしようと思います。それで後部座席のシート頭部ぐらいに音が向かう感じでしょう。

気になっていた寸法ですが、16cmスピーカーというのはどこの直径のことをいっているのかと思っていました。どうやらスピーカーの取り付け部外形の大外側の直径のことのようです。スピーカー自体は直径123mmのようで、スピーカーグリルなんかはこの123mmぐらいにちょうどカバーされる具合が良いのでしょう。都合のいいグリルがあるといいのですが、無ければ自作するしかないかもしれません。

スピーカー取り付け部から後側へは45mm出っ張っています。取り付けるバックドアにこの出っ張りが収まるようそれなりの窪みが必要です。

規格外のものを取り付けるわけではないので大丈夫と思いましたが、念のため測ってみると、写真では分かりにくいですがバックドアの窪みは50mmのクリアランスがありました。とはいえギリギリ!?(まぁインナーバッフルを付けるとクリアランス幅が増えますから問題はないのかな)

ドア側(ちょうどスピーカーの裏側)には吸音シートを貼り付ける予定ですし、干渉は避けたいので、スピーカー付属のゴムスペーサーをかます必要があります。

ちなみに、バックドアにはスピーカーやインナーバッフルの取り付け用に下穴が開いています。この下穴は直径3.5mmで、スピーカー、インナーバッフルボードどちらを取り付けるにせよ、少し穴が小さいです。できれば穴を広げてM4かM5のネジでとめるようにするのがお薦めです。スピーカーを固定する土台の部分ですから、がっちり固定するほうが安心です。

そして、下穴は3箇所開いていて、穴の中心から穴の中心までの距離が137mmです。スピーカーを直付けしようと思いますので、スピーカー側も3箇所に穴間距離137mmの状態が必要です。

ドアの下穴に合うようにするには、スピーカー付属のオフセットパーツを付ける必要があります。写真の位置が137mmの間隔をとれた位置です。

取り付け穴は調節できたので、次は配線です。テリオスキッドはバックドアまでスピーカー配線が来ていますので、スピーカー側の配線のコネクタを、カタチの合うものにすれば良いのですが、2Pコネクタを購入してハンダ付けしようと思っていました。ですが、スピーカーの付属品の中に、変換コネクタが入っていて、各メーカーのコネクタ形状に合うものが数本付属されていました。テリオスキッドの場合、三菱車用の変換コネクタがちょうどドア側のコネクタと合致しました。スピーカー自体への配線接続も端子をスピーカーに差し込むだけで済み、とても楽に配線処理ができました。

 

そしてスピーカーをバックドアに取り付けるため、ドアの下穴を広げる作業を行います。下穴を広げるためには、棒ヤスリ リーマー という工具を使って穴を広げることになります。数百円〜2千円までで購入できるので、揃えておいてもいい工具だと思います。

スピーカーの取り付けが完了しました。

スピーカーを直付けするかたちをとる場合、ネジを裏側でナットでとめることができません。そのため、ネジの大きさに合ったネジ溝を切る(タップを切る)必要があります。今回、M4のネジを使用したため、本来であればM4用のタップを切らなければならないのですが、M4タッピングドリルを持っていなく、仕方なくタッピング無しでネジとめしました。やはり、ネジ穴に無理が生じているのでがっちり固定できていません。とはいえ、タッピングドリルは工具専門店でないと買えませんし、タッピング作業は穴に垂直にドリルを降ろしてミゾを切っていかなければならなく、簡単な作業ではありません。そう考えると、やはり、スピーカーの取り付けは、ネジを裏側でナットで留められるよう、インナーバッフルをかますカタチをとった方が良いと感じました。スピーカーをインナーバッフルボードに固定するのは、木用タッピングネジがスピーカーに付属していますので、好きな個所でネジとめすることができます。

次回はインナーバッフルボードを購入して、スピーカーを取り付けることにします。


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